ALTA治療の治療風景を見る
ALTA治療ってどうするの?
注射で痔が治療できるALTA治療。だけど、その治療はどうしたら受けられるのか疑問はありませんか?ALTA治療の問診・診療から、治療、治療後の経過までの流れをまずは動画で見てみましょう。
問診からALTA治療について
問診
ALTA治療を受けるには、まずは問診を受けましょう。予め病気の経過や症状、出血の程度などを答えられるようにしておくと当日スムーズに問診を受けることができます。ここでは、勇気を出して正直に悩みを伝えることが大切です。
診察
診察では、肛門鏡という器具を使いますが、痛くないのでリラックスしてください。
再び問診
診察により詳しい症状がわかり、治療法についての説明を受けます。内痔核で出血を繰り返す症状の場合に、切らずに注射で治す治療法であるALTA治療が選択できます。
この治療法は、薬液を内痔核の4カ所に注射して痔核を固めて小さくします。切る手術に比べて出血や痛みが少なく、治療後の症状にもよりますが、短期間の入院を希望される場合に適しています。
ALTA療法での治療に決めたら、医師と相談のうえ手術日を予約します。
ALTA治療当日
まず、麻酔をします。麻酔は、肛門を緩めて治療しやすくすための処置です。意識がなくなることはありません。
麻酔がきき準備ができれば、痔核ごとに、それぞれ4カ所に分けて薬液を注射していきます。痔核の痛みを感じない部分に注射するので、「出血」や「痛み」など、患者さんの身体的・精神的負担は軽減されます。
経過観察のため、入院して様子を見ることもありますが、内痔核だけの処置であれば0~3日間の短期間の入院が一般的です。
退院1週間後の問診・診察
退院後の問診では、治療後の状態で気になる点があれば医師に伝えてください。診察をし、術後の経過を確認します。出血や脱肛がなければ、治療は終了となります
治療後の生活
せっかく治療が終わり、痔による悩みがなくなっても生活習慣がいままで通りであると、再発の可能性があります。治療後も、主治医の指示に従い診察を受け、痔を招くような生活習慣を改善しましょう